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ビデオチャットをする上で必要になるのがカメラとマイク・スピーカー。今回はこのカメラに焦点を当てたレビューをお届けする。
使用するのはWebカメラとかWebCam、PCカメラなどと呼ばれるジャンルのカメラ。呼ばれ方が固まっていないあたりもまだ成熟していない機器と言えるがそれほど高価な機器ではない。また、売り場に行けば結構いろいろな機種がありどれにするか迷うところだ(呼び方が一定していないので、ネット通販などでは売り場に行くのに迷ったりもするが・・・)。
今回は実際に使用できたロジクール製のQV-40、クリエーティブメディア製のWEBCAM NX Ultra、エレコム製のUCAM-C1C30WHを紹介する。
カメラ選びのポイントは画質と取り回し。画質はカメラの種類でCCDタイプのものとCMOSタイプのものがあり、値段も画質も大きく違う。現状ではCCDタイプのもののほうがはるかにクリアーな画像で特に十分な明るさが得られないときにはかなりの違いがある。実際の画像を見ていただければその違いは一目瞭然だろう。倍近い値段の違いがあるが快適に使いたいなら絶対にCCDタイプのものがおすすめだ。筆者も安価な機器に満足できずに、結局買い換えた経緯がある。画質の指標には解像度とフレームレート(一秒間のコマ数)もあるがビデオチャットに使用するのなら、チャットのソフト側の制約がまだ大きいため、現状ではあまりこちらは気にしなくていいようだ。
サンプルをご覧いただければCCDを使っているNX Ultraだけが突出してよい画像であるのが分かると思う。ただ、同じCMOSを使用したものでもQV-40とUCAM-C1C30WHではずいぶん絵の印象が違う。これは主にドライバの画像処理の質に起因するもののようだ。印象としてはUCAM-C1C30WHは比較的センサーから得た絵をそのままという感じで、QV-40の方がより好印象になるように加工したという努力を感じるものになっている。サンプルではあまりその違いが分かりにくいものになってしまっているのだが、実際に使う時の印象はもう少し大きな違いがあり、QV-40の方が好印象に感じる。この辺はメーカーの能力の違いといえよう。
次に取り回しの違いだが、特に機器をどう固定するかという点が重要になる。ビデオチャットをすると最初気になるのが視線が合わないことだ。これはカメラの位置と相手の画像の目の位置が違うからなのだが、だから、カメラの位置を工夫すればそれなりに改善される。そういう意味ではカメラの固定の自由度は一つの大きなポイントになる。今回は紹介していないが、画面の前に垂らすような構造のカメラもあるが、これはこうしたことを意図したものだ。
カメラの固定方法は大きく分けてデスクトップ向きのものとノート向きのものと汎用的なものがある。今回紹介した機種ではQV-40はそれぞれ用に専用の固定具を選べるタイプ、NX Ultraは汎用タイプ、UCAM-C1C30WHは比較的ノートよりのタイプになる。それぞれ使ってみての感想は、専用タイプよりは汎用タイプの方が便利だということだ。それは、相手に見せたいアングルは結構状況により違うからだ。ビデオチャットをしていると折角だからと、色々と見せたくなる。そういうとき固定方法に自由度のある方が色々と使いやすいのだ。
3機種の中ではQV-40のものが一番細やかな配慮が見られる。固定の仕方だけでなく固定した時にいいアングルになりやすくする工夫を感じる。NX Ultraはそれなりにコンパクトに上手にまとめられていた。
現状ではロジクールはWebカメラではトップメーカーであり、こうした工夫や先ほどの画像の作りこみなどはさすがだと感じる面が多い。また、他のメーカにもあるものがあるが、ロジクール製のカメラはマイクを持ったものが多いのも特徴だ。QV-40もマイクを内蔵しており、USBオーディオとして一本のUSB接続だけでカメラ・マイクの機能を提供する。マイクの位置を変えられないとスピーカからの音を拾いにくくするという調節ができなくなるデメリットはあるが、シンプルに使えるというメリットはノートなどの環境では大きい。
現在の決め手は画角
さて最後に一番おすすめの製品だが、ここまでの説明ではロジクール製のCCDのものをとなりそうなところだが、実はクリエーティブメディアのNX Ultraだ。先ほど書いたように筆者は手ごろさとスペックからUCAM-C1C30WHを最初購入したが、満足できなかった。満足できなかった点を挙げると。
・画質、特に暗い時の画質
・固定の悪さ ・画角の狭さ(映る範囲の角度)
の三点だった。画質に関してはCCDで解決することは分かっていた、今回はサンプルが用意できなかったので紹介しなかったが、ロジクールのQV-4000WHSを使っている知り合いの画像は実際のビデオチャット上で見たことがあり画質には十分満足していた。固定に関してはノートにはさむ形を意識したものは自分のスタイルにはあまり合わないことは分かっていたが、基本的に現状ではどれもそれほどの特に良いものを見出せていない。決め手になったのは画角だった。一般的なWebカメラの画角は40゜程度なのだが、これだとかなり気をつけてフレームに収まるようにしないと自分が映らなくなってしまう。また、その場に複数の人がいたりしたら、いちいちカメラの向きを合わせることなんかが必要になる。それで画角にこだわって探し出したのが画角78°のNX Ultraだった。画質に関する基本的な性能も満足している。ホワイトバランスなどの精度がロジクール製に比べ多少劣る感じはあるが、やはり画角の広さはかなり使い勝手が向上する。クリスマスに実家とお互いにパーティーを繋いだ時などはお互いの臨場感はなかなかなものだった。子供がいるとカメラに収まってくれないことが多いが、これも問題がなくなる。子供とのビデオチャットは特におじいちゃんおばあちゃんには好評だ。
逆に画角が広すぎると映って欲しくないものも映るのが嫌なケースもあるが、デジタルズームで問題はない。もともと解像度は高いので、ビデオチャットではデジタルズームで画素が荒れるということもない。
一押しは NX Ultra
現状では画角の広いWebカメラはほとんどないのでNX Ultraは現在は間違いなく一押しの一つだ。また、USB2に対応した高解像度でのフレームレートを上げた後継機もでているようだ。
↓↓↓今のおすすめWebカメラ NX Ultraの後継機 2種
※価格等は変動しますので、必ず各販売サイトにてご確認の上、ご購入ください。
まだまだ発展途上のWebカメラ
Webカメラの基本的なデバイスは携帯電話のカメラとほぼ同じだ。しかし成熟したカメラ付き携帯とは違いWebカメラはまだ、それほどユーザーも多くなく発展途上なのだろう。まだまだ、思い当たるだけでもかなりの改善点はある。
いくつか思い当たるものを上げてみた。
Ryuji
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