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まずは仕事仲間で使ってみる。
Studio Radish の本拠地は京都にあります。メンバーが Ryuji氏 宅に集まってミーティングを開くのですが、ワタクシ Mika はこのたび東京に転居してしまいました。そうなると今までのようにミーティングに参加することができません。そこで、私の自宅と Ryuji氏 宅とをオンラインで結び、これまでのように”顔を出す”ことにしました。 それぞれの仕事場にはカメラが設置されており、ビデオチャットができる環境にあります。それなら、どういった通信手段がもっとも使いやすいのだろう? ということで、いくつか試してみました。
従来型の通信ソフト
Radishのメンバー間ではこれまでNetMeetingを使って会話していました。
使い心地は決して悪くないと思いますが、接続等に関して若干面倒なところがあり、Windowsにインストールされているにも関わらず導入には壁があるといえます。
最近では、Microsoft自体がNetMeetingの開発を終了したようで、インスタントメッセンジャーを主流に捉え始めているようです。
そういう意味でNetMeetingは時代遅れになってきたような感があります。
代表的な機能は次の通り。
NetMeeting では、複数のユーザーに電話をかけ、会議を開くことができます。ただしビデオチャット、つまりオーディオとビデオを使った会話は、一対一で通話している場合にしか使えません。使い心地としては(アナログな表現になってしまいますが)まずまず。ビデオに関しては鮮明とまでは言えないものの、会話するのに十分なだけの映像が送られてきます。音声は若干遅延がありますが、国際電話ほどタイムラグを感じることはありません。ただオーディオの設定がうまくいっていないと、雑音やハウリングで聞き取りにくい場合も。
ビデオチャット以外では、デスクトップ共有など機能的に充実しており使いやすいソフトだと思います。さらにセキュリティーのかかったデータを転送できるという点は、メッセンジャーにはない特有のメリットです。
しかしNetMeeting のネックは、初期設定が面倒であることです。複数台のPCを有する場合、ルーターを超えてローカルからグローバルへの接続が困難です。
また通話始める際には、従来ディレクトリサーバーにログオンして相手のPCと繋げるという方法が一般的だったのですが、MicrosoftはNetMeeting向けの無料ディレクトリサービスを中止してしまいました。
ディレクトリサービスは一般的な互換性のある仕様なので探せば使用できるディレクトリサービスもありますが、安心して使用できるディレクトリサービスを探すのにも敷居の高さを感じてしまいます。
ディレクトリサーバーを経由せず直接IPアドレスで繋げることもできますが、これもお互いのPCのIPアドレスを知っておかなくてはいけなくそれなりに面倒です(以前はStudio RadishはIPアドレスで接続する方法を使用していました)。
インスタントメッセンジャーってどうなの?
インスタントメッセンジャー(以下IM)は、特定の相手のオンライン状況を確認し、瞬時にメッセージのやりとりができる通信ソフトです。ボイスチャット、ビデオチャット他、ソフトによってさまざまな機能をそろえています。代表的なIMとして、Yahoo!メッセンジャー、Windows メッセンジャー、MSNメッセンジャー、AOLメッセンジャーなどがあります。
位置付けとしてはメールと電話の中間くらいの感じですが、ただメッセージを送ったり話したりというだけでなく、いろいろと便利な機能が揃えられています。
IMの導入は簡単です。それぞれのサイトへアクセスし、ダウンロード→インストールと指示に従ってすすみます。あとは通信相手となるメンバーを登録します。メールアドレスでOK。このとき相手も自分と同じIMソフトをインストールし登録している必要があります。
オーディオ機能を使う場合、発言時に「話す」ボタンを押さないと相手に音声が転送されません。そこで「ハンズフリー」のチェックボックスをオンにしておけばよいのですが、これだと音の質がぐっと悪くなり聞き取りづらくなります。結局ハンズフリーにしながらも、話すたびにボタンを押さなければならないということになっていました。これは面倒なだけでなく、マウスをクリックしているせいで、話しながら他の作業(例えばファイル転送やヘルプの表示など)をすることが出来ません。
更にビデオについてもあまり質がよくないようです。まず時間当たりのコマが少なく、筆者の場合2〜3秒ごとに画像が更新されるという状態だったので、たまに「止まったの?」と思うほどでした。そして実際、通信データが重くなった時などによく途切れてしまいました。
Yahoo!メッセンジャーで特筆すべきは、カンファレンス機能です。複数でチャットしながら音声や画像のやり取りも併用できます。これは推測ですか、Yahoo!ではサーバーを経由してPCをつないでいるのでこのような複数通話が可能なのではないかと思われます。この場合カメラを装備しているメンバーは、自分のライブ映像を複数に対して”公開している”という状態です。見る側から閲覧の申し出があり、それを許諾すると映像が送られます。
筆者の使用後の感想としては、Yahoo!メッセンジャーは、音声および映像を通した会話というよりも、文字によるやり取り(メッセージ送信、チャット等)をメインに据えた仕様であるような印象を受けました。チャットルームが充実していることからも、「お友達探し」ツールとして優れているように思います。ビジネスにはやや不向きかもしれません。
ダウンロードはこちら→ Yahoo!メッセンジャー
興味を持った方へのお勧めサイトです→ やふめに夢中!!
オーディオ、ビデオに関しては質がよく安定しています。音声は自分の声の跳ね返りがほとんどなくクリアで、遅延もわずか。もちろんボタンを押すというような必要はなく常にハンズフリーの状態で話すことができます。映像も途切れたような感じがせずスムーズで見やすいです。
ただしYahoo!メッセンジャーが動画を不特定多数に対して”公開”するという形であるのに対し、こちらは単独の相手に”送る”という形になっていますので、複数で使用することは出来ません。したがって大勢による遠隔ビデオ会議などは出来ません。もちろんチャット(文字)のみであれば複数が同時に一つの会話に参加できます。
一回線に対して複数のコンピュータを接続している場合ですが、UPnP(機器同士がお互いを認識し通信する技術)対応ルーターを使用していれば問題ありません。最近のルーターでは、UPnPは一般的です。メールアドレスでログインするので、複数のアドレスを持っていればそれぞれのPCから違ったアカウントでログインすることも可能です。
カンファレンス機能がないことを除けば、MSNメッセンジャーは非常に使いやすく便利でした。
ダウンロードはこちら→ MSN メッセンジャー
Radish一押しは MSN
実際に比べてみた結果、ビデオチャットを行うという目的で使うならば、MSNメッセンジャーがもっとも便利で良質だと判断しました。
IMの便利な点は、相手のオンライン状況がわかるというところです。我々Studio Radishでは、それぞれが独立したオフィスで、各々の時間に仕事をしています。そこで仕事上の連絡をとるため、MSNメッセンジャーを常駐しておくことにしました。
ここでいう常駐とは、IMのメインウィンドウを閉じながらもタスクトレイに置いておき、バックグラウンドで常に起動しているという状態です。PCを立ち上げると同時にIMが立ち上がるよう設定しておけば(デフォルトではそうなっている)、PCの起動や終了と共にIMも自動的にオン、オフすることになります。
さらにオンライン状態を変更すれば、退席中や取り込み中という細かな情報をリアルタイムに提供できます。
例えば同じ職場の顔の見えない相手について、今PCを立ち上げているのかどうか、PCに向かっているのかどうかという大まかな状況が把握できるので、それに応じてメッセージを送信したりビデオ会話に誘ったりというアクションが可能になり非常に便利です。
→さあMSNメッセンジャーをはじめましょう …Radishが提供する利用のヒントあれこれです
Mika
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